2010年08月20日

対立から和解?へ 驚く人も多いかも?

今回は、

久しぶりに前置詞について考えてみたいと思います。

コレまで紹介してきた教材で取り上げられている

前置詞

with

についてです。

「with」というと、

まず、

「〜と一緒に」とか「同伴」

という意味を思い浮かべる人が多いかと思います。


実は、

この「with」

語源は、むしろ

そのイメージとは逆の

「対立」

という意味だったのです。

今でも対立の意味で用いられることもあり、

「fight with〜」
「〜と戦う」

というような用いられ方をします。

それではなぜ、

もともとの「対立」の意味から

「同伴」などといった意味合いが生じたのか


ということを考えてみます。

この教材にも、


英語学習法:1日30分90日で159の例文を覚えて英語をネイティブ並にする勉強方法(ダウンロード版)


もちろん「with」について説明がありますが、


私なりの理屈みたいなものを考えましたので、

書いてみます。

対立している相手との関係を表す状況、

が、

共に一緒にいる、という関係を表すようになるのか、

ということで、

囲碁や将棋、海外ではチェス、

その対戦相手との関係を考えました。

I played chess with him.
私は彼とチェスを対戦した。

もちろんチェスは対戦するという状況の
一例ですが、

対戦している状況、というのは、
常にその対戦相手と一緒にいる状況、
ということになります。

まず「対立」というのは下図のようなイメージです。
ヘタな図でスミマセン。

with始.jpg

それが、
こういうイメージになります。
再びヘタな図でスミマセン

with.jpg

この考察には、

以下の書籍も参考にしました。

西谷昇二「総合英語’93」代々木ゼミナールテキストp313

posted by 英究人 at 15:04| 学習経過(前置詞の研究) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月15日

確認です。

更新に間が開いてしまいましたが、

この教材

↓ ↓ ↓


英語学習法:1日30分90日で159の例文を覚えて英語をネイティブ並にする勉強方法(ダウンロード版)

これまでは、この教材のテキストをザッと読んで、

気付いたこと、

それに加え、

自分なりの英語に対する理論みたいなものを考えてきました。

それで、

後者を中心にしたスタンスのほうが、

行き詰ってきたような気がするのです。

ただ、これまで考えてきたこと、

気付いたことは書いていこうと思います。

さて、

そのテーマの一つ、

分詞についてです。


これまで分詞というものは、

動詞が形容詞化したもの、

という説明を発見したことから、

分詞というものを

形容詞の働きをするもの、

という面から

見てきました。

その方向から、

もう少し考えてみたいことがありました。

形容詞の用法は、

「限定用法」と「叙述用法」の2つがあります。

名前については覚える必要はないかも知れませんが、

限定用法とは、

名詞に直接くつつく形で、

その名詞を説明(形容)する用法です。

The red flower
赤い花

というように、

「red」が「flower」を説明していますが、

同時に、

「花(flower)」の中でも「赤い(red)」花、

というように対象の言葉を限定して説明する

用法です。゜

叙述用法とは、

補語として用いられる用法、

です。、

と言うだけでは分からないですよね。

対象となる語とイコールの関係であると、

説明する用法、

と理解しています。

たとえば、

The flower is red.
その花は赤い

という用法です。

それでは、

分詞が形容詞の働きをする、

という点で、

「〜ing形」の現在分詞、「主に〜ed形」の過去分詞、

という

分詞にも限定用法と叙述用法があるのか、

ということを考えてみます。

The singing girl is my yonger sister.
歌っているのは私の妹だ。

これが限定用法、

The girl is singing.
その女の子は歌っている。
(その女の子=歌っている状態)

で、

これが叙述用法です。


「主に〜ed形」の過去分詞では、

A broken window is in the school.
割れたガラスが学校にある。

が限定用法

The window is broken.
窓が割れている。
(その窓=割られている状態)

で叙述用法、

ということで、

分詞も、通常の形容詞と同様、

限定用法と叙述用法があることを確認しました。

しかし、

分詞を通常の形容詞と見ていいのか、

という疑問も出てきました。

なぜか、

「分詞形容詞」というものがある、

という点がありました。

分詞形容詞とは、

完全に形容詞になった分詞、

という説明ですが、

英語の辞書で、

中辞典以上の辞書には、

「〜ing形」の現在分詞、「主に〜ed形」の過去分詞、

なのに、

動詞の項とは別に、

別の語として「形容詞」として分けられている語です。

よく知られている語は、

「exiciting」「surprising」「interesting」などです。

その「分詞形容詞」はどういうものなのか、

もっと詳しい説明はないでしょうか。

「ロイヤル英文法」



には

「動詞としての性質を完全に失って」形容詞になっているもの、

という説明です。

それでは、

形容詞と分詞では、どう違うのでしょうか。

そこで分詞のもともとの説明、

というところに立ち戻りますと、

動詞が形容詞化したもの、

のほかに、

「準動詞」とあります。

つまり動詞に準じるもの、

そして、

動詞としての性格はもっているが、

形容詞化しているもの、

・・・

どういうことでしょうか。

さらに先の「ロイヤル英文法」の「形容詞」の項の
説明では(注、「分詞」の項ではなく「形容詞」の項です)

一時的な状態を示す分詞から、

完全に形容詞化し、本質的に形容詞としての意味を表すように、

なったもの、

というような説明があります。

どういうことでしょうか。

「ロイヤル英文法」にある例文はそのままあげると、

同じ「working」でも、

a slowly working mill whell
ゆっくりと回っている水車

ということなら、
ある人、物の動作、状態を示す一時的なものだから現在分詞、

a working knowdge of English
実用的な英語の知識

ということなら
ある人、物の動作、状態を示す一時的なものではなく、
普遍的に通用する「実用的な」という説明だから、
形容詞、

ということになります。

(実際は「形容詞」についての説明の項なので、
例文の順序や説明は逆です)

次に過去分詞と過去分詞から派生した分詞形容詞とは何か、

ということを考えてみました。

過去分詞から派生した分詞形容詞、

たとえば

これまでよく取り上げてきました、

「生まれる」という表現、

「〜を生む」という動詞「bear」の受身の過去分詞、

「born」ですが、

この「born」には、

「生まれながらの」とか(おそらく、その意から派生した)
「真の意味での」「本当の」という意味の形容詞としての
意味があります。

a born fool
生まれながらの馬鹿

これを見ると、

先ほど言った、

本質的な形容詞としての意味を表すようになった語、

ということがお分かりだと思います。

ただ、

過去分詞から派生した分詞形容詞、

感情表現の動詞の過去分詞から分詞形容詞になった

とされるもの、

たとえば「interested」「excited」「surprised」など、

の使い方を見ていて考えたことです。


a surprised look
驚いた顔つき

で、

最初のほうに言った限定用法、叙述用法ということでは、

この「surprised」は限定用法で、

(いろいろある人間の表情の中の)

驚いたような表情、

という説明をする働きをしています。

それでは、

叙述用法での「surprised」はどうなるのでしょうか。

これはよく見る、

「be surprised」という表現です。

「be surprised」

「(人、物、事が)〜を驚かす」という
「surprise」
の受身表現「〜が驚かさせられる」
から、
「be surprise at―」
「〜が―に驚く」。

この他にも、

「(人、物、事が)〜に興味を持たせる」という
「interest」
の受身表現「〜が興味を持たさせられる」
から、
「be isterested in―」
「〜がーに興味を持っている」

という場合の、

「surprised」「interested」は現在分詞と見るべきでしょうか、

それとも分詞形容詞と見るべきでしょうか。

もともとの過去分詞が使われた受身の意味合いは消えて、

「驚く」「興味を持つ」という行動を表すのに、

定着している表現だと考えられます。

また「surprised」「interested」を形容詞だとして、

後ろに前置詞が付くのはアリなのか、

ということでも、

be動詞+形容詞+前置詞という表現で、

「be aware of〜」「〜に気付く」

「de diffarent from〜」「〜とは違う」

「be kind to〜」「〜に親切だ」

など多く使われます。

だから

「surprised」「interested」を形容詞と見ても、

不自然ではありません。

この考察から、

過去分詞が分詞形容詞という普通の形容詞となる過程が見えてくる
のではないでしょうか。


動詞が形容詞化する働きを持つようになった分詞、

そこから普通の形容詞となる過程、

ということです。

動作主・動作対象が明らかで特定の状況を指すケースに、

その状況を説明している形(これを動詞の性質が残っている
と理解できます)に用いられているのは現在分詞、過去分詞であり、
それが抜け落ちて普遍的に通用する状況として説明しているものは、
分詞形容詞になったもの、

という理解でよいかと思います。

posted by 英究人 at 01:53| 学習経過(分詞) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月02日

なぜ受動態では過去分詞

これまで、

分詞の基本的な働きの「発見」

↓ ↓ ↓

あなたはMだと思いますか

から、

現在分詞について、

そして、次に過去分詞を使った

受動態を考えてきました。


そこで、

過去分詞について、

このブログの特長である、

英語のなぜ?

というところから、

根本的な視点で考えてみたいと思います。

その問題とは、

なぜ受動態では

この過去分詞が用いられるのか、

という点です。


たとえば、

You will be killed by him.

物騒な例文ですが、

「過去分詞」を使った受動態です。

しかし、

過去分詞を用いているのに、

あなたは彼によって殺されるでしょう。

と、

「あなた」は、まだ殺されてはいない段階です。

そこで、

未来形の受動態がある、

という点から、

考えたことがあります。


過去分詞は、「過去」分詞という名前だけど、

それ自体は過去という意味は持たないのではないか、

と。


そこで考えたのは、

過去分詞というのは、

受身という状態は表すが、

過去などの時制とは関係ない
のではないか、

ということです。

過去分詞に限らず、

分詞には、

いわゆる時制としての現在、過去とは関係がない。

というのは、

「ロイヤル英文法」という文法参考書

↓ ↓ ↓






「分詞」の項の

最初のところにも、

書いてあることです。


また、文法用語で「態」とありますが、

受動「態」の場合、

過去分詞が表す「状態」、

ということでも、

そういう方向で考えたほうがいいのかな、

と。

受動態では

過去分詞は受身の状態を表し、

時制を表すのは、

前のbe動詞、


という考え方が、

いいのではないでしょうか。


それでは、

自動詞の過去分詞は、

受身の意味は無いのではないか、
(自動詞は目的語を取らないからそれを受身にできないわけです)

完了形の過去分詞はどういう意味、

ということもあるかと思いますが、

それも、

余裕があれば、

後に考えていこうと思います。

posted by 英究人 at 21:49| 学習経過(過去分詞) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。