2010年07月01日

「I was born 〜」を考える。

また前回記事の続きで、

「I was born.」

か、と思われたかも知れませんが、

今回は、

ようやく、

この教材

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英語学習法:1日30分90日で159の例文を覚えて英語をネイティブ並にする勉強方法(ダウンロード版)

の例文、

「I was born poor.」「私は貧しい家に生まれた」


という文に、

注目して、

考えていこうと思います。


「I was born.」だけではなく、

「I was born ○○」と

その後に語が続く文について考える、

ということです。


前々回の記事と合わせて、

前回記事をお読みになれば、

なぜ「私は生まれた」というのが、

「I was born.」なのか、

ということや、

あと、この文が2つの状況を表している、

というところまでは、

理解できる、と思います。


さて、

「I was born poor.」

この文は、どういう形なのでしょう。

とりわけ「I was born 」の後の

「poor」は何、

ということです。

そこで、

このブログではおなじみの、

「ジーニアス英和辞典」を見ると、

この文は、

「be born C」の形に当てはまります。

「C」は形容詞、名詞、

とあります。

それで

「C」というのは、補語です。

補語ということで、

この上の文を考えると、

I=poor

となります。

分かりますよね。

I was born.



I was poor.

という

言ったように

2つの状況を並行して表した文です。


そこまではいいのですが、

考えた点があります。


これまで何回も言っている、

2つの状況(行動)を並行して表している文、

ということで、

それを考える端緒となった、

記事です。

コチラをクリックしてご覧ください。
↓ ↓ ↓
あなたはMだと思いますか

まず、

2つの状況(行動)を並行して表している文、

ということで、

その記事の中の例文をあげます。

She came smiling.

彼女は笑いながらやって来た。

これを今回の記事の例文と比べてみますと、

「来る」というのと並行しているのは

「笑いながら」、

今回の例文の場合は、

「生まれる」と並行しているのは、

「貧しい」、

そして、

I was born poor.

の動詞の後の「poor」は、

言ったように「C」補語です。

この以前の記事で、

分詞について、

分詞とはそもそも動詞が形容詞の働きをするもの、

という原点から、

形容詞として見てもいいのではないか、

と考えました。

だから、

She came smiling.

の「smiling」も、

今回の例文の「poor」と同じく、

「C」であり、主語とイコールの補語と見れば、

分かりやすいのではないか、

ということも考えました。

現在分詞を使う、いわゆる現在進行形は、

She was smiling.

これを

I was poor.

という文章と同様に、

Sheが主語「S」、wasが動詞「V」、

そして

彼女=笑っている状態、



私=貧乏な状態、と同じく、

「C」と見ていいのではないか、

と。

ただ、

ちょっと待てよ、と。

「be動詞+現在分詞」は現在進行形ですが、

「be動詞+過去分詞」は受動態です。


それでは、

受動態ということで、

今回の例文を見てみましょう。

I was born

「I」が主語、「was」が動詞、

「born」が「生まれさせられる状態」で補語、

ここまではいいです。

ただし、

その後、

変になるようなところがあります。

「I was born poor.」

「poor」も補語だと言いました。

そうすると、

S+V+C+C・・・?

この場合、

「born poor」を一つのまとまりとして、

形容詞句みたいに見る、ということもできるかと思います。

前回記事の、

”しっかりとした”「生まれた」の文、

I was borne by my mother.

では、

「borne by my mother」が一まとまりの形容詞句、

というように見ます。


さらに考えるべき点です。

I was born poor.

この文は、

何度も言っているように受動態です。

それでは、

この文は能動態だと、

どういう文になるのでしょうか。

受動態という文の説明で、

能動態の目的語「O」が主語になり、

動詞は「be動詞+過去分詞」

そして、

能動態の主語だったものが

「by〜」と「〜によって」というように形で付く、

と聞きます。

主語と目的語がバッテンのような形で逆転させたような、

図を見たこともあるかも知れません。

そうすると、

I was born poor.

の「I」は能動態では目的語、

「I」=「poor」ですから、

能動態だと「poor」は目的語の補語、

いわゆる目的格補語になります。

そして、能動態の主語は何になるかというと、

以前言ったように、

この文では(〜by my mother)が省略されていますので、

「my mother」が主語になります。

それでは

「I was born poor.」の

能動態の文は、

どういう形の文になるでしょう?

目的語「O」の補語(C)という説明で

ピンときたと思いますが、

S+V+O+Cの、

いわゆる第5文型の文になるはずです。

たとえば、

He was elected Prime Minister by us.
彼は我々によって総理に選ばれた。



We elected him Prime Minister.
我々は彼を総理に選んだ。

となります。
(he,him=Prime Minister)

それでは、

I was born poor.

能動態にできるでしょうか。

My mother bore me poor.

これは文として通じるのでしょうか。

私の母は貧しい中で私を生んだ、

というなら、

My mother bore me during poverty.

とでもしたほうがいいかも知れません。

「bear」(〜を生む)という動詞で、

S+V+O+Cという形は見たことがありません。

そもそも、

「私は貧し家で生まれた」

というのと、

「母は貧しい中で私を生んだ」

というのは、

受動態と能動態の違い以前に、

表す事象の内容まで違った文になってくるのでは、

ということも考えました。

そこで、また自分なりの考えなのですが、

「bear」という動詞の場合、

「be born」で「生まれる」という表現が、

よく使われる一般的な表現として、

まず定着したのではないか、

その「be born」に補語が付き、

「be born C」という形が、

そこから派生したのではないか、

と考えるのです。

You was born intelligent.
君は賢い子に生まれた。

He was born a poor farmar's son.
彼は貧しい農家の息子に生まれた。


というような表現になります。

【関連する記事】
posted by 英究人 at 22:57| 学習経過(受動態) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月18日

さらに「I was born」を考える。

前回記事
↓ ↓ ↓
別に頼まれて生まれてきたわけではない

に引き続き

↓ ↓ ↓


英語学習法:1日30分90日で159の例文を覚えて英語をネイティブ並にする勉強方法(ダウンロード版)


この教材の例文



また違う面から

考えていこうと思います。


この教材の2番目の例文は

I was born poor.

です。

えっ、言っちゃっていいの?

と思われたかも知れませんが、

この例文に関して、

教材以上の考察、説明をしようと思いますので。


この教材の説明を読んでから

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これからの私なりの考察を読んでいただけたら、

おっ、やるな、

と思うところがあるはずです。


まず、

I was born poor.

これは、

先に分詞(主に現在分詞)について考察した記事
↓ ↓ ↓
あなたはMだと思いますか

の中の文、

と同じく、

2つの並行した状況を表した文です。

その

2つの並行した状況とは、

「I was born.」

「I was poor.」

ですね。

まず、

この記事の件名通り、

I was born.

について

前回に続き再び考えてみたいと思います。

さて、

I was born.

受動態、受身の文と言いました。

それでは、

受動態でない文、

文法用語で能動態の文はどうなのでしょうか。

「生まれさせられた」

では

「生んだ」のは誰か、と言うと、

母親ですね。

英語にしてみましょう。

My mother bore me.

これを受動態にすると。
(動詞の部分はあえて空白にします)

I was ( ) by my mother.

それでby my mother なのは当たり前なので、

省略された、

という所までが、

この教材の説明です。

さて、

それでは、

上の( )には何が入るでしょうか?

I was born by my mother.

ではありません。

I was borne by my mother.

となります。

受動態でも、

「by〜」としっかり付く場合、

あと「生む」の完了形の場合は、

「borne」を使います。


「borne」は「born」と同じ、

「ボーン」と発音します。

「ボーヌ」でも「ボーネ」でもありません。

では、

そうなるのは、

何故でしょうか?

「borne」も「born」も

辞書では

同じ過去分詞となっています。

それでは、

なぜ、

過去分詞が2つあって、

上のように使い方が違うのでしょうか?

ここからは、

私なりの推察です。

まず第一点、

言ったように、

「by〜」が付く受動態、完了形といった、

表現かどうかは分かりませんが、

過去分詞を使うべきと分かる、

よりきっちりとしたケースには、

「borne」が使われているという点です。

そこで、

まず考えたのが、

もともとは、

「bear」の過去分詞は全て「borne」であった、

それが、「e」が取れて、

「born」になった、

という可能性です。

たとえば、以前記事でとりあげた、

名詞の前に付く不定冠詞「a」は、

もともとは全て「an」だったそうです。

また

先ほど言ったように、

「born」と「borne」

発音は同じですから、

しっかり使い分ける意識が薄かったこともあるのではないか、

ということも考えました。

ところが、

この「born」と「borne」は、

2つとも古くから存在したそうです。

そして、

上のような使い方に分かれたのは17世紀になってから、

だそうです。

だから、どちらが先か、

ということは、

今のところは分かりません。

ただ、

今は、

「born」が

過去分詞として、

最初のほうに書いたように、

受動態で「by〜」が付いたり完了形になる以外、

メジャーな位置になっています。

たとえば、

A child born in Japan

日本で生まれた子供、

という使い方をする場合も、

「born」を使います。


「生まれる」「be born」

という表現は、

先ほども言ったように、

わざわざ「母親によって」

by my(you,his etc.)mother

ということは言いませんよね。


そして、

「生まれる」「生まれた」

という表現はよく使いますから、

「I was born

といった表記が、

もしかしたら、

手間を省くためeが省略された

という背景もあったかも知れませんが、

勝って定着する結果になった、

と考えることもできます。

と、

これまで長々と書いてきましたが、

この問題については、

最初の考察のように受け止めればいいのではないでしょうか。

すなわち、

「by〜」が付く受動態、完了形といった、

表現かどうかは分からないが、

過去分詞を使うべきと分かる、

よりきっちりとしたケースには、

「borne」が使われている。

よって、

元々は「borne」だったのではないか。

ただ、発音が同じこと、

「生まれる」(be born)など、

よく使われる表現の場合、

書くのに手間を省くため、

eが省かれ、

「born」のほうがメジャーの過去分詞になった。


こういうことを考えることが、

何の意味があるのか、

と思われたかもしれません。

ただ、

ここまで読まれれば、

受動態でも、

「by〜」としっかり付く場合、

あと「生む」の完了形の場合は、

「borne」を使う、

ということは忘れず、

間違うこともない、

のではありませんか?


しかし、

もし今まで書いたような言葉の変化があったとすると、

もしかしたら、

今後の英語で、

「by〜」と付く受動態や完了形でも、

I was born by my mother.

のように「born」が使われるようになるかも知れません。

と勝手な推測。

それで今まで書いてきたことが、

どうすごいのか、

というのは、

このご紹介している教材の説明と

比較してもらえれば分かると思います。

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さて、

ここまで長かったですし、

ここまで読まれたあなたは、

お疲れらなっていると思いますから、

「I was born poor.」

という文章について、

まだ考察したいところがあるのですが、

後の機会にします。

posted by 英究人 at 23:27| 学習経過(受動態) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月17日

別に頼まれて生まれてきたわけではない

さて、この教材

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の2番目の例文ですが、

「be born」に「生まれた」

に、

「be born ○」というように、

直後に語が付く例文です。

回りくどい説明かもしれませんが、

これは、

「I wan born」「私は生まれる」

という形から、

もちろん出てくるものです。


とは言っても、

今回の記事では、

例文以前の問題を考えてみます。

このブログの特長とも言える、

英語に関して、

当然抱くはずの疑問なのに、

今まで聞けずに、終わってしまっている

問題について、また書きます。

その問題というのは、

「I was born.」でなぜ

「私は生まれる。」

になるのか、

ということです。

「be born」という形は「受動態」というものだ、

と習います。

いや、

まず「I was born〜」という文章を習ってから、

これも「受動態」の一つ、と習うのかも知れません。


しかし、受動態、受身の意味の文となると、

「I was born.」は日本語で

「私は生まれた」より、

「私は生まれさせられた」のほうが

より適当とも見られます。

なぜ「私は生まれた」は

英語で「I was born.」と受動態で表現されるのでしょう?

考えられる答えとしては、

人間が生まれることは、その当人(上の文なら「私」)

意志によってではない、

という認識から、

「bear」「生む」の受動態で、

「生まれさせられる」

となるわけです。

そこで件名のような、

「別に頼まれて生まれてきたわけではない」

と日本でもよく聞かれる、

暗い気持ちになるような言葉を思い出した次第なのです。

この「I was born.」がなぜ受動態?

ということについて、

吉野弘という詩人が作品を書いています。

タイトルもそのまま「I was born.」

 
http://uraaozora.jpn.org/poyoshino2.html

その「I was born.」に関連して、

さらに考えられることですが、

英語の動詞というものは、

動作を及ぼす方向と

及ぼされる方向がはっきりしている

のが特長だ、


と思いました。


「生まれる」が「bear」(生む)の受動態で、

「be born」(生まれさせられる)

の他に、

「驚く」は「be surprised」(驚かさせられる)

ですね。

「surspire」という動詞は「驚かせる」ですから、

自分のほう

が驚く場合は「be surprised」(驚かさせられる)

となります。

こういう方向で考えると、

分かりやすいのですが、

日本語で「生まれる」「驚く」と

すぐに聞いただけでは、

混乱するかもしれません。

先ほど言った、

動詞の

動作を及ぼす方向と

及ぼされる方向


という点を十分理解する、

ということも、

英語を理解する一つの要素かと思います。

posted by 英究人 at 19:51| 学習経過(教材例文試論) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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